23日シンポジウム

なんといっても消防団、町会長さん、町会の防災担当の方がお見えになっていただいてことがうれしかったです。消防団の方からは、お帰りの際に「今日はとても勉強になりました」との感想を頂きました。shinnsai

防災研究家の末延さんの講演で、盛り場・雑居ビルや石油コンビナート火災、津波による堤防の決壊などを「被害想定」に入れていないことを知って、本当に驚きました。ひどい過小評価ですね。会場からも「エーッ」と声が上がりました。

keisya会場で急傾斜地危険箇所のパネル展示をしました。20日の現地調査は、急な坂ばかりでハーハー言って上り下りしました。傾斜は80度、90度で見上げてばかりで首が痛くなりました。崖の最上段から2m位の青大将が垂れ下がっているのを発見した時には本当に「仰天」しました。どさっと下に落ちてくるかと思いましたが這い上がっていったのでほっとしました。建設会社の方がパネル写真をみて「(この擁壁は)内でやったところだよ」とお話されていました。会社は土木専門とのこと。こうした専門の方に協力を頂いて擁壁の構造、耐震診断ができればと思いました。震災予防での補強工事で地元建設会社に仕事がきて雇用も増えるからです。

次回は、5月20日です。今度は、私のほうから「こうして進めますー文京の震災予防対策」の政策提言を行います。よりいっそう皆さんの声を聞くこと、調査をすることにがんばります。

築地市場の豊洲移転で、土壌問題でお世話になった坂巻先生から、「崖は等高線がでている地形図が必要だよ」といわれまして九段下にあります国土地理院にいきました。

明治13年の小石川区、本郷区の地形図では谷底や平地は水田か湿地帯、河川の印がありました。200年間のうちに

ほとんど跡形もなくなっています。でもこの地形図で、3・11で根津・千駄木でなぜあれだけ揺れたのか推測ができました。今回の震災シンポの準備をつうじていろいろなことがべ今日になりました。この勉強を力にがんばります。

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